最後のディズニープリンセス

インターネットのうわさによると、一番最後のディズニープリンセスは全てをさらさらなものにするそうです

1984年』がドラマ化されるそうです。おめでとうございます。これはつまり今年がオーウェルの五十周忌(七十だっけ?)だということです。悲しい。

 

1984年』はかなりよく、読んだ当時は(と言っても一年前くらい)おれも少数独裁制集産主義国に住みて〜〜〜となったものです。人類全員の幸福というのはあのような条件でしか達成されることはないと思います。一方でオーウェル社会主義に与しつつも全体主義の汚点の暴露という意味においてこれは書かれ、結果として、本編の後にあるニュースピークの解説文が過去形の表現になっていることから我らが桃源郷オセアニアは遠いいつの日か必ず崩壊するようです。それが果たしてウィンストンの言うようにプロール達によってなされたのか、はたまたみんな正気に戻ったか、あるいは三国の均衡が破られたかまでは分からないですが、とにかく終わるみたいです。ウィンストンの時代でもすでにそのような傾向があったとは言えなくもない気がします。しかし、我々は必ず、かの邪智暴虐の民主主義を除かなければならぬと決意した。我々には政治が分からぬ……

 

ドラマになるのはいいんですが、どうやら劇もあるみたいです。そっちは結構前からやってるっぽいです。そっちもいつか見れたらうれしいです。

 

1984年』はいいんですが、動物農場は読み終われる気がしません。『黙禱の時間』にも出てきたので読んでおくかと思ったんですが、あんまり面白くないです。これから面白くなるかもしれないし、もうちょっとがんばります(を繰り返して無理やり読み終わろうと思います)。