最後のディズニープリンセス

インターネットのうわさによると、一番最後のディズニープリンセスは全てをさらさらなものにするそうです

匂い

眠るのが下手くそだ。3時まで起き、6時半に起きようとするが、まぁ、失敗したり成功したり。一方で、いつの間にか眠っていつの間にか起きている時もある。これは少し心臓に悪い。起きて時計を見て【11時】と表記されている時計を見た時、人は誰でも焦るものだ。ニートにも予定はある。あまり知らない人もいるのかもしれないが。


フレアフレグランスを買った。単純にいい匂いのするものが欲しかった。あまり好きな匂いではない。女の子の匂いを作りたいのだが、あれはどうすればいいんだろうか。10年20年と社会的女性としてのやるべきこと(化粧水を塗りたくったり、粉やインクを顔にまぶしたり、クリームを塗りたくったり、髪に油を塗りたくったり……)を続けることで漸く醸成されるような、いわば天然(?)の香水(?)なのだろうか。そういえば、小中高と一緒だった女子は、なぜだか高校くらいから全く匂いがしなくなっていた。中学の時の彼女の匂いといったらそれはもうすごくて、クラスの男はみんなあの匂いを認識していたはずだ。ある時は、友人が誰だか分からないカバンの匂い(なぜだか、幼少期の私たちには特有の嗅覚があり、誰のか分からないものの匂いを嗅いで所有者を当てることが出来る)を嗅いで、彼女のものだと当てたこともあった。俺もそうだと思った。私の中ではとにかく彼女は『いい匂いがしすぎている女の子』という位置づけだったのだが、不思議なことに、高校になると全く感じ取れなくなっていた。件の友人はまだ嗅ぎわけられていたから、私が幼少期特有の嗅覚を失ってしまったのかもしれない。私の匂いフェチの原風景はドラクリオットかもしれない。名前を忘れたが、赤髪の女がおり、彼女は匂いフェチで、主人公の匂いが好きなのだった。彼女についてはまだある。彼女は私にとってヤンデレ好きを決定的にしたものでもある。確かそれほどヤンデレという訳ではないキャラクターなのだが、ある一場面でその片鱗を垣間みせる場面があり、それが当時の私には異様に印象に残ったのだった。その頃の私は暇さえあればハーメルンヤンデレ ブラコン 妹 とかで検索していた(私にとってヤンデレ、ブラコン妹(姉)、はユートピアのようなものだった。今でもそうかもしれない)。私にとって私にとって私にとって。


匂い。私の部屋の匂いは少しおかしい。少し顔の位置が変わるだけで匂いが変わる。ありえない匂いもする。今はチョコレートの匂いがする。高校の頃はよく異臭症になっていた。唐突に焦げ臭い匂いがするのだ。フレアフレグランスを買っていて良かった。