最後のディズニープリンセス

インターネットのうわさによると、一番最後のディズニープリンセスは全てをさらさらなものにするそうです

アニメなど

転スラを見た。一期もまぁまぁ面白くて普通に見れたんですが、二期はレベルが違う。一期の準備期間感は間違いじゃなかったと思いました。とにかく隙がないです。説明しないといけないことをしっかり説明してくれて、ストーリーも面白い。第二部もとても期待してます。転スラ日記もしっかり面白い。

 

異世界魔王も見ました。こちらは見てる途中でエッチアニメだ!!とブチギレしてたんですが、見てるとただえっちなだけではなく、とにかく丁寧な印象を受けました。もちろんえっち路線なのでヒロインがチョロいのはそうなんですが、そこを主人公のコミュ障がしっかり中和してくれます。特に背景にはかなり気合が入っていて、非常に好感が持てます。思い出したかのようにコミュ障になる時があるのがちょっと苦しいところはありますが、手抜きがないのは本当にすごい。こちらも期待できると思います。

 

SSSS.DYNAZENON。問題作です。グリッドマンはまぁまぁ面白かったです。ただ、なんというか、設定がよく分からないというか。ここら辺は私の理解力の問題でもあるとは思うんですが、結局グリッドマンとかハイパーうんたらとかアレクシスとかよく分からんし、新条アカネについてもよく分からない。ネタバレをするなら、結局新条アカネの夢的な話だとしたらグリッドマンの世界が一体なんなのか理解できないし、アレクシスやグリッドマンも理解不能。ではあるものの人物の描写はかなり考えられていた。だというのにダイナゼノン。何だこれ。正直登場人物があまりに急にたくさん出てきたから怪しいなとは思っていたんですが、出てくるやつら全員カスすぎる。夢芽カスは約束破るし(これにはなにか理由があるにしても)、なにより自分は隠しごと満載のくせにガウマさんの秘密は暴き立てようとするの自明にカスだ。まぁけどこいつはまだいい方。問題は主人公が一番の精神異常者であることだ。夢芽カスが約束破ってももういいですから!とか理由は訊かないよとか言うわりにガウマさんには執拗に戦う理由を問いただすし(本当になんでそこまでこだわるのか全く意味がわからない)、初戦でガウマさんが夢芽カスに謝罪要求した時には「もうそういう状況じゃないですよ!」とか言ってたわりに次の日には普通にバイトに行っている。自分たちが戦ったあとの惨劇を見ても呑気にバイトをしている。しかも理由は自立したいだの働けるなら働きたいだの(まぁもしかしたら色々あるのかもしれないが)正直言ってカスみたいな理由で、いや、怪獣が大勢の人間殺してるの分かってる???ぶち殺しまくりなんだよ??? しかも優生思想側の男にのこのこついていくし。人殺しだよそいつ。分かってる?赤ちゃんか?? こうしたことは全員に言えることではあるが。あと夢芽カスガウマさんが理由言い渋ったらロボで戦いたいだけでしょみたいなこと言い始めるし。だからね。怪獣が出てきてるんですよ。バンバン命を奪うんですよ。理由はともあれ戦わないとみんな死ぬんですよ。おわかり?暦といとこはどうでもいい。暦はまぁ少なくとも他よりまともに見える。いとこは主人公が風邪で倒れてる時に怪獣出てきてほしいみたいなこと言ってたので頭おかしい。それに大してなにも感情がこもることなくツッコんでた暦もやっぱり頭おかしい。あと暦のいとこがへんなカエルの卵みたいなのを拾って帰る描写も無理がある。普通道に落ちてる謎の白い謎物体持って帰ろうなんて思わないだろ。無理がありすぎる。優生思想側が頭おかしいのはまぁ多分人間じゃないので別にいいんですが、本当は怪獣と戦いたい気持ちあるでしょみたいな鋭い指摘(笑)はマジでいらない。それはあまりに陳腐すぎる。全体的に流れが頭おかしい流れなので、そんな初歩的なことを指摘しても、それで思い悩む的な方向には持っていけないし実際持っていっていない。あと優生思想側の女がエロすぎる。オタクはそれだけでも大歓喜だろう。そして何より一番言いたいのが主人公はマジでマスクちゃんと付けろ。殺すぞ。総じてノリがキモすぎる。グリッドマンのように命とかそういう観念が全くもってない。今のところ一貫して主張されているのが 1.やれることはやる 2.手遅れになる前にやる 3.母親の声がデカすぎる といったことで正直マジでひとつも面白くない。グリッドマンを作ったんだから本気でやってこういう風になってるわけではないだろうが正直大丈夫かこれという気持ちが大きい。主人公が夢芽カスが人に会うみたいなのを聞いて真っ先に男と会う方が出てくるのもキモすぎるし、お姉さんの情報集めについていこうとするのもキモすぎる。恐らくこのキモさは意図的なものだ(そう信じている)。あまりに命が軽々しく扱われすぎているし、倫理観がアリストテレス以前だ。グリッドマンみたいに世界側の問題とかそういう話の方向に行っても全然おかしくないだろう。それにまだ4話だ。しかしそれらを差し引いても不安しかない。クジラの子らは砂上に歌うといい勝負をしている。あと夢芽さんのこと気になってるのお前だけだから心配しなくていいと思う。このアニメが夢芽ちゃんと鳴衣ちゃんがひたすらだべるだけのアニメだったら間違いなくこの時点で神アニメの評価を下していただろう。逆に言えばそのような描写を描けるということは他のキモさもわざとやっているに違いない。また、毎回ちょっとした倫理の授業をしてくるがこれが何を意味するのかマジで分からない。ダイナゼノンのゼノンがストア派のゼノンなのかなぁ? で、それが一体何だというんだろうか。主人公たちの倫理観がアリストテレス以前なのも劇中で倫理の授業まともに受けてないからだろう。とにかく、これからどうなるかで命運が決まる。